店内に入ってまず驚くのは、大きな一枚のテーブル。BOX席や普通の家では味わうことの出来ない、広々とした空間設計は、デザイナーであるオーナーのこだわりの演出。
「見知らぬ客同士が、ひとつのテーブルを囲むことで’ふれあい’が生まれれば」という思いも込められている。
初めてのお客さんが、席が8割ほど埋まっているのを見て、会議中と勘違いして帰ってしまったと言う逸話も。

開店当時は他ではほとんど無かった喫茶店での食事メニュー。　メインのメニューであるスパゲッティーは、注文を受けてから、セラミックの皿を直接火にかけ、一人分ずつを作り上げ、お客に出す。時間はかかるが、「出来たてが一番おいしい」と言い切るオーナーの、もうひとつのこだわりだ。
店内には、デザイナーとしてのオーナーの作品も並ぶ。
普段はオーナーの作品が主だが、「若い人に作品発表の場を」と言う思いから申込があれば、無料で作品展示をさせてもらえる。

写真はミートスパゲティ。ジュージューと音を立てた状態で出される。ところどころ麺がカリカリしていておいしい♪
スパゲティはカレーやコンビーフ等種類豊富だがチーズ系味のスパゲティは途中で飽きる人もいるので数人で注文するのがおすすめ。ソフトクリームの乗った食パンも評判。
(2012年7月更新)
※文中の価格等は取材当時のものです。

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