江別の観光 れんがのまち

直売所 江別「野菜の駅 ふれあいファームしのつ」

hiroya0150年前。高度成長期の時代に、江別にはいくつかのパン屋があった。昭和30年に開業した廣谷勇作さんの「みどりや」さんもそのひとつ。これが、広谷製パンさんの元祖。
一時学校給食パンを専業で扱っていたこともあったが、現在は、社長の佐々木さんのアイディアが活かされた、身体にやさしいパンがいつでも手に入る。
道内産小麦の“ハルユタカ”は本来、パンの原料として取り入れるには難しい成分を持っている。佐々木さんは、これにあえて挑戦し、逆に、含まれるデンプン質の特性を惹き出したオリジナルのパンを開発した。現在、「勇」に代表されるヒロヤのパンの多くに、道内産の小麦が使用されており、誤魔化しのない質の高い味が、食卓に提供される。
クリスマスに予約注文できる“シュトーレン”は、ドイツのクリスマスの定番伝統菓子。1週間の熟成期間を要する珍品で、フルーツのうま味が染み込む。
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他にもイタリアのパネトーネやヨーロッパを代表する食事パンなどがあり、こうした世界のパンは、18年前から知る人ゾ知る存在だ。12月になると店頭に、予約注文書が並ぶので、特別な日の思い出の味をもう一品増やしてみるというのもお勧めしたい。
団体やグループでまとめてとるお弁当に、ヒロヤのサンドイッチを頼みたい時は、内容の希望や予算に応じてくれるので、本社のほうに問い合わせてみよう。(ちなみに、サンドイッチの内容を丁寧に紹介した“パンやさんだより”は、元デザイナーの佐々木さんによる手書きなのだということです)
(2002/05/22 Tomoko.A)
※文中の価格等は取材当時のものです。

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