平成2年、20～30軒ほどの農業従事者仲間が朝取り野菜を直接消費者へ販売したいと無人直売店を始め、その後野菜提供農家、利用者とも年々増え続け現在では江別市全域120～130軒の農家が丹精こめて作った野菜や花、穀物などの一部をこちらへ出荷するようになった。地元人は普段使いに利用。ドライブ客、観光客にも喜ばれている。
ここのっぽろ野菜直売所を全国的に有名にしたとうもろこしが「ハーベストクィーン」。
一時は多く出していたが、厳選された品種だっただけに天候や栽培条件も厳しく、森林公園で生息が確認されたアライグマやキツネなどの被害もあって現在では幻的存在となった。皮が薄く噛んだ後ゴワゴワした感触の残らないはっきりした甘さが特徴で、内陸からも問い合わせが殺到していた。このハーベストクイーン、9月上旬よりここで販売されるが、品薄なためいつも売っているとは限らない。買い物時見つけたら是非味わってみたい。
写真のトマトは200円（500グラム程度の袋）で収穫体験ができる（7月中旬より～生育状況によりお休みする時もある）
写真左のズッキーニは、中華料理に皮ごと使えるカボチャとキュウリの配合種。かんぴょうの原料「ユウガオ」は２センチ程の輪切りにし、リンゴの皮を剥くように薄く長く剥いていく。これを天日に干して自家製かんぴょうが出来る。
「いまどきの若い人はこんなの知らないよな。」とおっしゃる店長が丁寧に説明してくれたので是非とも挑戦してみたい（いつか）
※文中の商品名・価格等は取材当時のものです。

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